暗在オシホさんのブログ記事を読みました。記事内容のメモをしました。
幻滅した原理学生からの手紙② | 龍明小説 紡ぎます (fc2.com)からのメモです。
註:内容や表現を編集・整理(書き換え)しました。ブログ主(私自身)が理解できるようにするためです。
ーーーーメモ 内容 はじまりーーー
◇ 裁判について
:パークワン裁判(国進氏と顕進氏の紛争)で、7億ドル(約700億円)の教会資金が弁護士や外部の会社に流出
◇ 金孝南氏について
:彼女(テモニムまたはフンモニム)は、詐欺師として糾弾され、2億3000万ドル(約230億円)以上の資産(韓国のトップゴルフ場を含む)を持って立ち去った。
:彼女はご先祖様が興進の霊界修練会に参加できるようにお金を請求した。
:彼女は男女美シャンプー2本に30ドルを支払わせた。(髪の毛から悪霊を追い出すため)
:彼女のすべて行為は事前に文氏の同意を得て行なわれていた。
:彼女は、過去に按手セッション(人から悪霊を叩き出すセッション)で、精神を病んだ若者を殴り殺し、その罪で刑務所に2年入っていた。
:彼女の清平の摂理は韓国の古いシャーマニズムに過ぎない。
◇ 韓国の歴史について
:文氏は韓国の文化を称賛していたが、韓国の歴史のほとんどが奴隷社会だった。
:19世紀には奴隷の数が減少したとはいえ、1894年までは法的に禁止されておらず、実質1920年代まで奴隷制度が存続していた。
:過去には少なく見積もって人口の3分の1以上が奴隷であり、奴隷の子供は自動的に主人のものとなった。
:大部分の裕福な男性は妾を所有していた。
:韓国人の両班(貴族)は他の誰からにでも仕えられるという伝統が常にあった。
:カースト(身分制度)のもとで、性奴隷としての女性が存在していた。
:清平での太鼓を打ったり、叩いたりするのは、霊を引き寄せるためで、霊を追い出すためではなかった。
◇ シャーマンについて
:文氏の精液や血液を聖酒に入れるようなことは、シャーマニズム的なもの。
:シャーマンは、誰かに体液を飲ませることができれば、その人は自分の支配下に入ると信じていた。
:文氏の子供たちは、金孝南夫人とその一族を “清平の魔女”と呼んでいた。
:未だ30万人以上の シャーマンやムーダンが 韓国で商売をしている。
◇ 会議について。
:科学、芸術、その他の大きな会議は、文氏を称賛する以外の目的がない。
:文氏は会議の結果には全く興味がなく、有名な人たちがどれだけ出席したかに興味があった。
◇ 献金について
:日本の教会は毎年約5億ドル(約500億円)を献金している。
:世界を変えるような素晴らしいプロジェクトに使われていない。
◇ 清宮の宮殿について
:清平の宮殿は、10億ドル(約1千億円)以上の費用がかかった。
:清宮の宮殿には、イエス様がひざまづいている韓鶴子氏の巨大な像と、従順に侍る文鮮明氏の姿を縮小した像が飾られている。
◇ 韓鶴子氏について
:彼女は、自分自身を神の独生女(独り娘)、神の妻、神の母、神ご自身であると宣言、事実上自分を中心とした新しい宗教を作っている。
◇ 各国の教会について
:各国の教会はそれぞれの小さな世界に住んでいる。統一協会の独自のバージョンを作り、どの本部の指示を実行するかを選んでいる。
:各国は独自の「メシア」観に固執している。その理想に合わないものは排除している。
:インターネットの出現により、自分たちに合わないものを排除できなくなっている。
◇ 文氏の人生の話の嘘について
:文氏が男の人を背負っている写真は、何年もの間自分だとしていたが、最終的に否定した。
補足【文氏が朴青年を背負い、水の引いた海の上を歩いていると
ぬかるみに何度も足を捉えられそうになり、文氏は其のたびに
「全人類を背負っているんだ」と必死に耐えて歩いたという有名な逸話】
:興南(フンナム)労働収容所についての話は文氏が後に述べているような、いつも死ぬほど働かされていたわけではなかった。文氏は囚人ではあったが休暇を与えられて、近くの村でお茶を飲んでいることもあった。初期の弟子の一人がそう証言した。
:文氏は東京の早稲田大学で電気工学を専攻して卒業したと言っていたが、実際には工業専門学校の夜間授業だけを受けていた。
:文氏が北朝鮮で共産主義に反対する説教をしたために逮捕されたのはでっち上げだった。罪状は本当は重婚と不倫の罪だった。相手は既婚女性、金ジョンファさん、彼女も投獄された。
:彼の反共主義的な姿勢は、もっとずっと後になってからのことだった。
:山の中腹でイエス様に会ったという話も嘘だった。
◇ 幻滅した原理学生(もとネタである手紙の主)さんのまとめ
:統一教会の核心を検証する必要がある。
:教会全体が嘘の上に成り立っている。
:神はどの宗教を信仰しているかに関わらず、人々を教育し手を差し伸べようと働いている。
ーーーーメモ 内容 おわりーーーー
【私のコメント】
人間とはおろかであり、不完全である(矛盾している)ことは個人的には以前から認識していましたので、驚く内容ではありません。ですから人間が起こす裁判や儀式、歴史などもお互いに反対側の立場から見たら嘘が多いことでしょう。
宗教も同じで、神が手助けしたとしても、人間が作り出したものであるとは思いませんか。
統一教会の核心を検証する必要性についてはおっしゃるとおりです。ただ、己の正義を信じて、より完璧さを求めて検証されることを求めているのでしょうか。統一教会より、少しはましな宗教を望んでいるのでしょうか。
原理が「人間は矛盾している」と、定義しているのですから、どこまでいっても人間はお互いに、それぞれ矛盾したものを作り出し、嘘を積み上げてしまう点は、宗教にも当てはまるでしょう。ですからどの宗教の間にも嘘はあるのです。
統一教会だけは完璧で、完全な理想をそこに見出だせると思っていたけど、当てがはずれたということでしょうか。私も若き日の一時期、そう思っていましたが初老の今は、それは若気の至りの故の勘違いであったと苦笑しているところです。誰も自分という存在さえもコントロールできていないわけですから。
おっしゃる通り、神様はどの宗教においても人々を教育し、導いてこられたことでしょう。でも、どこかでずれてしまうようです。
ただ、私は統一教会全体が嘘の上に成り立っているというお考えは、少し思い違いのように思います。なぜなら、統一教会もキリスト教の異端と呼ばれていても、一応宗教なのですから、なにかしら神様も人々(文氏も含めて)を教育し、手を差し伸べようとされて働かれたのではないでしょうか。
私が、統一教会から学んだ核心は、自己否定できない個人や組織、宗教、神は、虚構のままで終わるということです。そうさせるか、させないかは私も含め、幻滅した原理学生(もとネタである手紙の主)さんのこれからの生き方次第ということです。
情報提供をしてくださった暗在オシホさんにはこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。