新年が始まりました。
私の一年の初めは天皇陛下、皇后さまの以下のお言葉を聞いて、悟りの中でのスタートとなりました。
「皆さん新年おめでとうございます。
(中略)
今年が皆さんにとって、希望を持って歩んでいくことのできる年になることを心から願います。ここに、我が国と世界の人々の安寧と幸せ、そして平和を祈ります。」
皇后さまも「今年が、皆様にとって少しでも穏やかな年となりますよう心からお祈りいたします。」とおっしゃいました。
これは家族(日本民族)の長老が、「こころ」の免疫力をたかめるため、「ゆらぎ」(波動)をくださったのだと感じました。
族の長老である陛下ご夫妻の祈りは、すべての家族やコミュニティ、社会での理想の象徴であるように思います。陛下の醸し出す穏やかな「こころ」は私たちが目指すスピリチュアリティとしての人間と人間、人間と自然のつながりの心得を伝えてくださっているようにも思えます。
何かができること、働きかけることだけに意味を見出してはいません。そこにいる(ある)ということにも意味があります。真の父母とはそういうものでしょうか。
また、微笑むことも大切です。皇后さまの笑みは心の免疫力を高めます。微笑は、どちらが「上」で、どちらが「下」か、「強弱」、「優劣」、「真偽」は絶対的なものではない、むしろお互いのつながりの大切さを暗示しています。母に笑みがなければ「こころ」は凝り固まってしまいます。
利己からの自由も固定的な体系から解き放たれた「こころ」がゆらぐことで宿ります。慈愛、共感、恵み、感謝とはそうしたゆらぐ「こころ」の中から作り出されていくものでしょう。
本年も当ブログをどうぞよろしくお願いいたします。