クジラをもとめて


今年も残りわずかとなりましたね。

所によっては、大雪に見舞われてたいへん苦労されている方たちもおられます。お身体に気をつけてこの時期お過ごしくださいね。

さて、2020年最後の日のテーマはクジラです。

クジラと言っても鉄のクジラ、潜水艦ですね。(笑)

実はもう何年も前から、霊的な悟りでクジラ(潜水艦)を建造するように言われていたんですよ。

すでに、私の目の前のパソコン横には、ヴァージニア級アメリカ原子力潜水艦のミニチュア模型が鎮座しています。

そっちの方(模型)かい!突っ込み入れられそうですね(笑)。

感の良い方はノアの時の箱舟の話を思い浮かべたのではないでしょうか。

現代の箱舟は潜水艦ですね。

愛の核弾頭ミサイル搭載の原子力潜水艦(以後クジラと呼びます)を造れということなんでしょう。

クジラ(原子力潜水艦)の最大の特徴は浮上することなく長期間水中行動が可能なことです。

しかも指揮命令系統から離れても、緊急時の単独行動が許されます。

一隻独自だけでも任務を完結させることができる点が戦略的に優れています。

最悪な状況になっても艦隊組織を編成せずに敵基地を攻撃できる、すなわち最終任務を完結できるということなんですね。

箱舟、潜水艦と聞いても、何のことやらわからない方もいるかも知れませんね。従来の家庭連合の考え方では、「コミュニティ」すなわち、「協会」を意味しました。具体的には「ホームチャーチ」とか「氏族メシア協会」等を意味しました。

ただ、私の考えるクジラは、家庭単位の小さな集まりであっても、外的組織的なものを意味しません。むしろ、神との関係性に重きを置いた生命体としての人間関係を軸とした心情体と言ったものです。

その本質が関係性にあるのですから見えない世界ということになります。情感とか、雰囲気、気の流れといったような、より感覚的距離感を意識する世界のことです。そのような世界観をクジラ(潜水艦)と言いたいのでしょう。

これは静寂な海の底でセンサーを働かせながら、じっと相手の動きや気配を探るクジラ(潜水艦)の姿にも似ていますね。

もうひとつ、家庭連合の考え方と違うところは、ひとつの教会の宗教組織の中の集まりを意味しないということです。

あらゆる多様なコミュニティ、協会、組織に対応します。しかも単に組織に対応するのではなく、その中の人との関係性に対応していきます。これはクジラ(心情体)には本音を読み取る能力があるからです。人の心の中の本音がわかってしまうのです。

会えば顔を見ただけで親しくもなり、逆に警戒して近寄らない場合もあり得ます。どの団体に所属しているか、どのような会社に勤務しているか、どのような立場にいるのかは関係なくなります。素の心が見えてしまうのです。

これは、今の技術に例えると量子コンピューターの様なものなのかもしれません。次々と暗号化されたシステムを突破してしまうのです。同じ様に人の心の鎧を見透かしてしまうのがこのクジラの特徴です。

ポスト家庭連合の時代は戦略的には自立が必要です。孤独の中でもある程度耐えていかなければなりません。そして独自のイニシアチブも必要となるでしょう。

もちろん、孤立することを望むのではありません。国家や地域でのそれぞれのコミュニティとも協調していくことが必要です。特に霊的支柱になるグループや人々とは積極的に交流していくことは必要でしょう。

その上で共産主義体制の存続を望む国や人々には一定の距離を置く必要があります。神様の戦略は核を持つ、持たないではなく、自由を守ることにあります。

今まで第二次大戦以降、民主陣営と共産陣営は核を廃止するどころか核を持つことでお互いに牽制し合ってきました。

そして、核だけではなく、コロナの時代以後はコロナともうまくつき合っていかなければなりません。

ポスト家庭連合の時代は、ウイズ核、ウイズコロナとなる時代でしょう。しかし、これは同時に霊的覚醒をした人々にとっては、ウイズゴット(神様とともに)でもある時代となります。

ですから、そんな中をうまく泳ぎきっていくクジラがますます求められていくことになるのではないでしょうか。

今年一年間、当ブログを訪れてくださった方々、ありがとうございました。

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