戦争はするのではなく、させられる


クラッシュする戦闘機事故

【ほぼ5分でわかる勝共理論・台湾有事】 という動画を見ましたが、5分ではわかりませんでした。(笑)

そもそもこの動画では、論点、結論が先延ばしにされています。肝心なところをもったいぶって言わないようです。これからも5分間の先延ばしが営々と続くのではないでしょうか。(苦笑)

戦争をするかどうかには、明確な分岐点があります。現状打破か、あるいは現状維持かということです。

当然、現状打破勢力が戦争を起こすことになります。

中国が台湾に進出する目的はシーレーンの確保です。それと尖閣をはじめとする東シナ海の海底資源がほしいからです。この利権を確保しようとするのです。当然のことですが現状打破となります。

ですから、戦争は中国が現状打破を目指して、始めることとなります。

ただし、この現状打破行為を曖昧にし、明確にさせないようにして、世界の目をごまかします。世間(世界)の避難をかわすためです。これが中国のしたたかなところです。

突発的な紛争とか、事故を誘発させようとします。現在はその段階としていわゆる挑発的行為(中国漁船団やら海警局公船の進出)を繰り返しているのです。

台湾有事があるかないかも、尖閣と絡めて、中国の誘いにのるか、のらないかということになるかと思います。

日本では国のことを国家と言います。国のあとに家をつけるのですが、日本という国には、家という共同体意識があります。家とつく以上は、家長が必要になるわけです。国父です。国全体がひとつの家で、そこに暮らす国民は家族です。この日本人にとっては当たり前の家族感覚は、世界では通用しません。

世界の国はどこも、政治権力を使って、国益と称して、一部の政府高官や巨大企業が莫大な利益を追求しているのです。国民は異民族も含めて、常に後回しです。そうした中で、もっとも利益が得やすいのが戦争なのです。戦争が最大の投資であり、裏側の公共事業となっているからです。

「漁夫の利」という言葉を3000年前に発見したのは中国です。今、世界の国々においては、これがスタンダードとなっているのです。

参考までに。

中国軍艦艇が太平洋に出るには、以下の四つの出方があります。

①北海道と本州の間の津軽海峡

②九州南端の佐多岬と種子島の間の大隅海峡

③沖縄本島と宮古島をつなぐ宮古海峡になります。

④番目としては、台湾を中国に帰属させ、台湾からそのまま太平洋に出ます。

この中で、中国海軍の空母「遼寧」が初めて通過したのが③番目に挙げたの宮古海峡でした。2016年のことです。

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