戦(いくさ)も外交も気分の問題


善きサマリア人さんのブログ「日本人による世界人のための家庭教会」で紹介された

オンラインセミナーでの動画【韓国新政権下での日韓関係と東アジアの行方】

見させていただきました。

主に添谷芳秀(そえやよしひで)氏の講演内容になります。

詳しい内容や興味ある方はご覧になってみてください。

視聴時間は一時間半くらいになります。

気になった点だけについて、コメントしたいと思います。

「感情を排し、外交理性を取り戻す」

このように、講演の中で添谷先生はおっしゃっています。

外交が韓国、日本とも感情に支配されてしまっている。

だから、理性的に外交をしていこうというものです。

添谷先生は、静かなしゃべり口で日本は今日まで良心的に韓国に対応してきた、

そうおっしゃっています。

この点は評価されています。

その後、日韓関係が悪化するにつれて、日本政府が韓国向け輸出管理の運用を見直したのは、

世論という感情と一体化してしまったと考えておられます。

理性的外交をとりもどすべきだとおっしゃっています。

この理性的というのがくせものです。

要するにしたたかに外交をやりなさいよとおっしゃっておられます。

ここを深く掘り下げて語らないですね、添谷先生は。

ずるい(失礼、お話上手)ですね。(笑)

理由は簡単ですね。

外交というのはそんな単純(感情を排し、理性的にやれ)なものではないことを

よく知っておられるからでしょう。

私などは、この年齢になると、深読みし過ぎてしまいます。(笑)

添谷先生はむしろ外交の本質は感情だと言いたいのではないのか?

このように私には思えてしまいます。

なぜなら、わざわざ「感情を排して」と理想を語っておられるからです。

私たちは、今や日常的に国民感情や世界各国の人々の感情にいかに訴えるか。

そういう情報戦を経験せざるをえないからです。

連日、マスコミ、SNS、その他のメディアが、ウクライナ戦争を通して、

どちらが本当(ファクト)で、その一方が偽物かを垂れ流しているのです。

ひょっとしたら、どちらも偽物かもしれません。

こうした状況に、少なくとも理性ある人なら、

だれもが不信感を抱いてしまっています。

セミナー講演のタイトルは、「感情を操作しているよ、したたかな外交をやってね」

としてみたらどうでしょう。

そのほうが、ファクトであるのかな。

添谷先生の講演そのものにも、ニセモノが混ざっちゃったような感じでしょうかね。(笑)

日韓関係は、韓国の世論を平和・友好へと操作して、したたかにやってください。

新しい韓国政府にはそう願いたいものです。

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