コアラが絶滅するかもしれないという記事を読みました。
原因は、コアラの間でクラジミア(性病)が広がって、
繁殖ができないためです。
クラジミアの治療薬である抗生物質をコアラに与えると、
主食のユーカリの葉を消化吸収する腸内細菌まで破壊してしまいます。
その結果、クラジミアは治っても、今度はエサが食べられず、
コアラが餓死してしまうそうです。
森林火災や森林破壊によっても生息地がなくなりつつあるコアラは、
気候変動とともにストレスで免疫機能も低下しています。
そのため、病気にかかりやすくなっているそうです。
ただ、希望がないわけではありません。
コロナ感染予防にワクチン接種が有効とされているように
コアラ用にクラジミア感染を抑え込むワクチンが開発されつつあります。
思えば、まことの父母という概念も絶滅に近い状況ではあります。
今後、人類の意識に残らない可能性も充分あります。
それとも希少価値として残るのでしょうか。
一般化した平凡な父母に吸収され、
淘汰されていくのでしょうか。
まことの父母と私の関係とは、
実は、私自身と私の中の別の私との関係だと、
わかりました。
ですから、まことの父母と仲良くなるには、
自分の中のもう一人の自分を否定してはいけないのです。